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先駆け

当社のオープン 2011年4月からお付き合いさせていただいているS様の車両。

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上の画像は、2009年雑誌掲載時の記事を拝借。独特のカラーリングが時代を感じますね・・・

 

ここ数年、ZやGPZなどの旧車へのインジェクション化を行うョップ、個人の方々が多くなってきましたが、この車両は99年にインジェクション化を果たし、今までノントラブルで走行していた強者。当時の市販車でもインジェクション搭載車は少数。インターネットも今ほど普及していませんので、かなり大変な作業だったろうなと、感心いたします。

 

 

 

しかし、製作から既に15年以上経過し、気になる点もチラホラ出てきたので、アップグレードを・・・とのご依頼で作業開始です。

まず現状確認の為、スロットルボディ取り外し色々と測定、検証・・・オーナーとご相談。

現状のスロットルボディは、

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吸入側47.5㎜。

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ヘッド側40㎜。

GSX-R750 インジェクション採用当初のスロットルボディだと思います。

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スロットルボディのピッチ変更に合わせデリバリーパイプもカット、溶接でピッチ変更されています。

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こちらもGSX-R750だと思いますが、インテークパイプを加工し、GPZ1100ヘッドに接続可能なアダプターに変更されています。

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こちらが装着されていた状態。オーナーとご相談の結果、

①過大気味のスロットルボアの適正化

②スロットルワイヤーをサイドリンクからセンターリンクへ変更

③インジェクターの噴射方向の変更

etc・・・

をメインにインジェクションシステムのアップグレードを進めていきます。

 

久々にブログ書いたら疲れたので続きは次回・・・

 

 

 

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