最近の~色々
週末は各部メンテナンスを完了したGPZ900R A12を納車。
インジェクションGPZもラストスパート・・・
・・・の前に汚いので必要以上に分解。
メインハーネス摘出。
・・・
・・・
・・・
色々と手直しが必要。
プラグコード交換。
途中までノーマルコードで意味あるのかいつも疑問なので、付属のジョイントはつかいません。
IGコイルが中古でいいのかといわれればそれまでですが・・・
オーナーさんはNGKの開発の方ですので、コチラから説明する必要もなし。
長年の溜まった汚れも
リフレッシュ
各部をグリスアップしながら組み立て。
ZEP1100も作業進行中
オイルパン分解。
ー様の心配されていた問題は特にありませんでした。
難儀
ブレンボマスターシリンダーをフィッティング中のZEP1100。作業前からある程度覚悟していましたが、簡単にはいかない・・・。元々後方に傾斜してマスターシリンダーをマウントする設計のステップに、直立でマウントさせる必要あり。ペダルの入力角度も全く合わず・・・。
マウント位置はこんな感じに。レバー比も全く合わず。正直、最初からステップ作った方が楽です。
楽にいくならこんな感じですが、タンクの角度合わない。
マスターシリンダーにも数種類あるので、レイアウトに合わせてチョイスすると比較的流用しやすいです。相性が良いのはコッチ。
今回は相性とか関係なく、オーナーからのご指定ですので頑張るのみ。
車両のお預かりについて。
先日もブログでご連絡しましたが、現在お預かりできる車両に限りがございます。
組み立て車両分も含め40台ほどありますのでキャパ一杯です。作業をご依頼されるお客様は必ず事前連絡の上、ご来店ください。
いきなり来ても遠慮なくお断りしますので、ご注意ください。
※MK2 H様、GPZ K様の二台分は何とかなりますので週末どうぞ~
頂き物、預かり物と造り物
今年もこの季節・・・今年も頂いてしまいました。
ACサンクチュアリー、東京ウエスト(現 リアライズ)在籍時からのお付き合いですので、かれこれ10年ほど経つのかな・・・。 K様 いつもありがとうございます。
こちらは預かり物
長期休暇を使ってツーリングにいくという事で・・・盆栽のメンテナンスをお引き受け致しました。
バイク屋らしくバイクネタも書きますかね。
インジェクション仕様のGPZ900R。インジェクション以外にもやることがチョコチョコとありまして、見ての通りナイスなセンスで仕上げられたラジエターステーの手直しを。
装着されていたラジエターがコレ、おそらく9R(B型)の流用。忍者の純正はストレートタイプ、対してラウンドタイプなのでマウントが少々難しかったのでしょう。クイッと手曲げのステーで装着されていました。
10年以上この状態で使用していたそうなので、今更直さなくてもいいのかもしれませんが・・・。「シッカリと取り付けできるように」とご依頼いただきましたので作り直します。
ナイスなセンスで作られたもの手直し=もっとナイスなセンスが必要。ハードル高いね~。
まず、モノ造りの基本採寸(元のステーはあてになりませんので、ラジエターから採寸)、できるだけ取り付け位置が変わらないように。
採寸データを元に曲げプレートを4枚。
ジジジっと溶接。
一点での固定なのでシッカリと位置決め用の折り返しを作るのがミソ。ってか基本。
あとはナッター打って、アルマイトで完成。
盆休み
少々急ではありますが、13~14日はお盆休みを頂きます。
よろしくお願いいたします。
唯一無二
少々オーバーな表現かもしれませんが・・・、コンセプトは唯一無二。他の車両と被らない、自分仕様ってこと…。
同じような仕様の多いGPZ900R。一見すると外装のカラーリングだけ違うのかな??とも思える車両が多いですね。
この車両も乗り始めて16年以上経過し、エンジン換装、足回り変更などなど、よく見るGPZ900Rとして完成されていましたが、GPZ1100エンジンも走行距離が5万キロを超え少々グズり出したのを期に、車体を含めたリフレッシュをご依頼頂きました。
GPZ1100エンジンはストリート使用では十分なパワーがあるので、当店オリジナルピストンの組み込み、ポート修正程度にとどめた仕様。そのほか消耗品の交換、各部バランス取りをキッチリ行い組み立て。塗装は「GUN-KOTE」
マフラーとキャブレターは以前から使用していたモノを再利用。
オーナーと自分の拘りポイントにもなったラジエターは現行SSからの流用。レーシーな雰囲気を狙いホースとの接続部を叩き出しで製作。
ラジエター塗装も「GUN-KOTE」
サーモスタットをマウントする水廻りの配管は、整備性と見た目のインパクトを求め一から製作。
フロントは以前から使用している10年物のオーリンズ正立フォーク。そろそろ新型に・・・。
marchesini M7RS Genesi.
brembo M50.
ピストン径30×4 スペックだけで見ると決して能力の高いキャリパーではありませんが、さすが最新といった感じ。ストリートでは十二分な効きとコントロール性があります。
ドカPanigale 、カワサキH2,ZX14R(ハイグレードモデル)などに純正採用されているキャリパーですので、ダストシールも当然装備。100㎜ピッチのコンパクトボディもgood
brembo T-Drive.310㎜
各メーカー共にハイスペックモデルのディスクはフローティングピンを使用しないこの形状が主流ですね。
ディスク径は時代の流れとともに300⇒310⇒320と大径化していったものの、最近はブレーキキャリパー性能の向上に伴い、300、310㎜が主流です。
何が正解ってことはありませんが、求めている性能にあったものをチョイスしてください。セッティングパーツです。
ホイールの重量を気にする人は多いですが、ディスクの重量を気にする人は少ないです。重量を考慮する場合はホイールとディスクセットで考えるべきべきです。
320㎜の大径ディスクの見た目が好きだって方は別ですが、軽量な小径ディスクと組み合わせて十分な制動力を発揮できるキャリパーで組み合わせた方がメリットがあります。
リア廻りは10年物のウイリースイングアームをウェットブラスト処理で再利用。リアはブレーキはコントロール性重視で230㎜ディスクにカニキャリパー。サポートはKEINZ。
ブレーキホースはF/R共にHEL。
チェーンは525ZVXグリーン。数年前に販売された限定商品。
チェーンスライダーは拘りの凸型。純正で多く採用されているこの形状、ドライブチェーンの「プレートを引きずる」のではなく、「ローラーを転がす」。当然転がした方がフリクションも少なく、ドライブチェーンのシールも傷めないのでお勧め。
当店でスイングアーム交換をご依頼いただいた場合は、オーナーとご相談のうえ、別途部品代は必要になりますがご希望の方には採用しています。
スプロケットカバーは作り手の自己満足。お任せですので好きなようにやらせて頂きました。
ハンドルはセパレートタイプ。メーターは純正ベースにスピード、タコはスタックを組み込み。
ペイントは最近珍しいギラギラのド派手仕様。
ひとまず完成ですが、スイングアーム、マフラー等まだまだ手を入れたい箇所がありますので、続きはまた次回への宿題。とりあえず75パーセント完成。
「GUN-KOTE」はリアライズで施工
ハマる
エンジンのO/HをしたZRX1100。
無事に慣らしも完了、これから・・・というところでオイル消費発覚。
各部点検、バルブ廻りがウェットな状態。ヘッドとガイド間のリークを疑いレッドチェックするも問題無し、ステムシール交換し再度組み立て。症状改善せず・・・・。
思い切ってバルブガイドを抜いて点検。
IMG_5983.MOV ⇐動画
いや~、久々に参った。まさか純正新品で組んだガイドが不良とは。ちなみにこんなガイドが数本ありましたので、生産ロットで不具合が出てるようです。
内燃機加工イチからやり直し。
ご迷惑おかけして申し訳ありません。