お買い得ですよ~♪
既にご存知の方も多いと思いますが、ブリヂストン「S20」が更に進化し「S20EVO」としてデビュー。
ということで、旧モデル「S20」をスペシャルプライスにて販売いたします。(在庫限りですのでお早めに)
サイズは
フロント120/70
リア180/55 190/50 190/55
です。肝心のプライスはお電話でご確認ください。
ビックリして鼻血が出るかもしれませんのでティッシュのご用意もお忘れなく。
午後より
誠に勝手ながら本日24日は午後より営業致します。
(外出先から戻り次第営業致します、ご来店前に念のためご連絡頂けると良いかと思います。携帯をご存知の方は携帯でも構いませんので宜しくお願い致します)
菅原流 Ninja アップグレード術その1
皆さんこんばんわ、SANCTUARY ABILITY 代表菅原です。(代表といっても一人しかおりませんが・・・)
二週連続で週末に雪が降り、関東の皆様は大変でしたね。当店は東名高速通行止めの影響で部品入荷が遅れる等はありましたが、大きな混乱はありませんでした。
忍者のフレーム補強のご紹介。
サンクチュアリーグループで「ST-3」という合計15か所の補強メニューがありますが、本日ご紹介するのは15か所のフレーム補強メニューとは別に、当店にて独自に追加している個所です。
エンジン後方下部のマウント部です。忍者をお乗りの方はご存じかと思いますが、この部分のエンジンマウントシャフトが折れる事例が多々あります。
シャフト穴付近がへこんでいることがわかると思います。
この部分は板材をプレス成型後に溶接してできているのですが、内部に隙間がある為、ナットを締め付けるとマウント部が潰れていきます。結果、ナット座面と面接触が出来ない為、トルクが抜け、度重なるエンジンの加速減速時の動力伝達のストレスにより、シャフトがポッキリと逝きます・・・。(画像は外側のマウント部をワンサイズ大きく広げています)
マウント部の隙間を埋める様、凸型カラーを製作しエンジン搭載状態で溶接。
そして反対も
この部分かなりの確率で曲がっています。かなりアバウトに造られているようで、クランクケース幅より2~3ミリ程広く設定されている車両が多いです。
曲がりを修正し、t2 SS400 から切り出した補強材。
完成。
で、当然シャフトの長さが足りなくなりますので・・・
長いシャフトも用意してありますのでご安心を。
忍者にお乗りの方はエンジンマウントチェックしてみてください。既にシャフトが・・・かも?
基本は整備・・・
ブログのネタとしては、ハードパーツの取付け等の方が見応えはあるかと思いますが、どんな部品もしっかりと整備が行き届いていなければ本来の性能は発揮できませんので、基本の整備ネタです。
キャリパー洗浄、グリスアップ。レバーの入力に対してすべてのピストンがスムーズに動くように・・・
色々と時間をかけ頑張ってみたものの、どうしても一箇所だけ動きが渋いので分解。
ダストシールがグズグズの状態。
切れてます。
こんな状態になるとO/Hするしかありません。結果、それなりの出費になります、K様ブログ見てますか?
こうなるのが嫌なら定期的にメンテナンスしてください。レーシングキャリパーを使用している場合は、ダストシールがありませんので、更にメンテナンス頻度が高くなります。
削り出しのレーシングキャリパー確かにカッコイイのですが、それなりに手のかかる部品です。メンテナンスしない方は、ストリート用を使った方がいいと思いますよ。実際、レーシングを付けたはいいけど、引きずり気味の車両が結構多いですからね。
意外と知らない方も多いようですが、ブレーキキャリパーはボディも消耗します。ボディの消耗はO/Hでは解決出来ない為、キャリパー交換となります。レーシングキャリパーなどバックプレートが付いていないものは消耗しやすくなります。
バックプレートを付ければボディへのダメージは少なくなりますが、パッドの動きは渋くなりますので、ブレーキタッチは悪くなります。キャリパー交換を検討中の方は、良く考え選んでくださいね。
K様 キャリパーO/Hしますよ~。
業務連絡
納車から3年ほど経過・・・
遠方のお客様なので頻繁に車両の状態を確認することは難しく、年に1、2回オイル交換や、タイヤ交換などの軽作業でご来店の際に、軽く点検などは行っていましたが、海外出張中にお預かりしてキッチリとメンテナンスを行います。
帰国後に気持ちよく走り出せるように。K様 もう少々お待ちください。
PITには・・・
同じように整備待ちの車両や、チューニング待ちの車両が並んでおります(Zが5台、忍者が2台)
シーズン到来までに頑張りますので皆様もう少々お待ちください。
まだPITに並べていない車両、フレーム加工中の車両も忘れてはいませんので・・・
GPZ900R 加藤様
週末には部品届きますので入庫はいつでもOKです。
972
以前、当ブログにてSOHC製 忍者用75㎜(972cc)ピストンの受注受付を致しました。
https://sanctuary-ability.jp/blog/2013/10/post_156.html
計4台分の受注を受け付けまして、組み込み1台目、近々納車のGPZ900R。
走行距離20000キロ、まだまだ元気なエンジンでしたが、思い切って972仕様へ。今回は腰上のみO/Hで対応で対応。バルブ周りもリフレッシュ、少々塗装剥がれがあった腰上パーツはリアライズのガンコートで化粧直し。
冷却系もノーマルからナイトロへバージョンアップ。
左 純正72,5㎜
右 SOHC75㎜
純正 裏側
SOHC製 裏側
スカートも純正と比較し短く。
その差、約12ミリ
ピンもショートに。
ピストン単体の重量比較は
純正 214g(中古の為、カーボン付着あり)
SOHC 185g
ピストン、ピストンリング、クリップ、ピンを含んだAssy状態での重量は
純正 292g
SOHC 265g (※重量は小数点以下切り捨てで表記しています)
と一気筒あたり27gの軽量化となっています。ピストンの重量合わせ等を経験したことのある方なら、27gの軽量化がどれだけ大変なことかご存知でしょう・・・。1g削り落とすのもかなりシンドイ作業ですからね。
軽量ピストンによる鋭いレスポンス、トップエンドでの伸びはSOHCピストンの最大の特徴です。他にも色々とノウハウの詰まったピストンですが、他の特徴はまた気が向いたときにブログでご紹介いたします。
スカートが短くなっている為、耐久性の面で不安をお持ちのユーザー様もいるかと思いますので、念のため・・・
ピストンのスカート部が長いピストンとスカートが短いピストンを同一条件で比較した場合、スカートが長い方がピストンの首振りを抑える事が可能で耐久性が高くなります。では、今回製作したSOHC製のピストンが耐久性が低いのか・・・
答えはNO!です。
スカートの秘密もまた、気が向いたときに・・・