最近は
軽作業からヘビーなカスタムなど沢山の作業依頼を頂き忙しくブログの更新が滞り気味ですが、
お店は通常通り「全力営業」で営業中です。
シートレールを切り離した1100カタナ。この後の作業工程は
解りやすい様に照明を消して撮影。ピボットセンターに照射されるレーザーラインを基準にシートレールを上げつつセンターを出しながら溶接します。書くのは簡単・・・
と、こんな感じで真面目にやっております。他にも色々ありますが作業の様子はこの辺で。
◆◆忍者乗りの皆様にご案内◆◆
従来のリプレイスピストンとは一線を画す性能発揮するSOHCエンジニアリング製ピストン。当社でエンジンO/Hの際に、多くの車両に組み込んできましたが、「ピストンだけでここまで違うのか」と思わせてくれるピストンです。具体的な効果を幾つか・・・
他社製ピストンから排気量ダウンしたにも関わらず大幅なピークパワーの上昇。
軽量ピストンによる振動減少、レスポンス向上。
他にも色々ありますが、なぜピストン変更で大幅な性能アップが可能か・・・
それはSOHC ENGの開発姿勢でしょう。大手ピストンメーカーは何年もの間、大きな仕様変更を行わず製品を販売し続けています。例えば、大手メーカーのZ用ピストン・・・現在販売しているモノと10年前のモノ、ピストンリングなどの付属品の仕様変更などはあっても、ピストン本体は大差はないでしょう。車両自体古いものですので、当時の仕様のまま販売できれば余計なコストは掛からないのでメーカーとしては当然の考えかもしれません。
しかし、内燃機機関の技術は常に進歩しています。解りやすく車両を例に例えてみましょう。
1986年発売 GPZ1000RX
当時のカワサキフラッグシップモデル 125PS
同じ1000ccの現行モデル ZX-10R
ラムエア過給なしで200PS オーバー。これが技術の進歩です。(当然ピストンの進化だけではありません)
この技術的な進化を最大限取り入れ造られるピストンがSOHCエンジニアリングのピストンです。
少々説明が長くなりましたが、本題へ。
SOHC製 GPZ900R用 75㎜ピストン(972cc)の製作が決定いたしました。既に製作に必要な最低ロット数分は注文を受けておりますので、11月より製造を開始いたします。
コチラの商品は通常ラインナップ商品ではなく、完全受注生産品となります。いまのところ次回の製作等予定はありません。御購入希望の方は、今月20までにご注文下さい。デリバリーは11月下旬予定です。
注)価格は当初の予定よりお安く、専用ヘッドガスケット付きで¥150,000-前後の予定です。
後期型エンジンへの載せ替えが主流となったGPZ900Rですが、「俺は忍者エンジンで!!」という方や、「いずれO/Hしようと考えている」という方は、とりあえず部品だけでも手配しておいた方がいいと思いますよ。以上。