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KZ900 17インチ№4

ブログの更新が止まっていたKZ900ですが作業は終了し、明日納車の予定です。

今更ですが作業内容を少し紹介します。

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最近はASウオタニ製の点火パーツを使うことが多く、あまり見かけなくなったダイナコイルです。

上の画像はもともと使用していた状態のコイルですが、端子部分はむき出し、マウント部のカラーは端子との接触を避けるためビニールテープで絶縁されてます。正直こんな状態で使われている車両をよく見かけますが、この処理では不十分なので手直しをして再利用します。

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端子部分にカバーを付け、バラバラだった配線をチューブに通しまとめます。

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マウントカラーは、アルミ材から旋盤で寸法を変更して新規製作しアルマイト処理を施しました。

通常アルミパーツのアルマイト処理はカラーリング変更や耐腐食性を高める事がメインですが、今回は絶縁処理が主な目的です。知らない方も居るかと思うので説明しますが、アルミは導通性のある金属ですが、アルマイト処理を施すことで絶縁体に変わります。

端子にカバーを付けていますが、万が一の事を考え端子との距離が近いマウントカラーを絶縁処理しています。

ビニールテープをグルグル巻くのはスマートじゃないですからね。

 

そしてもう一つ。

 

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こちらも再利用する、右ハンドルスイッチ。

カプラー付近の配線が何だかモコモコ。ビニールテープをはがすと・・・

 

 

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ギボシがいっぱい!!もっとマシな配線処理できなかったのかな??

見て見ぬふりはできないのでキッチリ直します!!

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前回作業した人間がキッチリやっていれば必要のない、手直しの作業・・・・正直結構しんどいんですわ

 

ちょっと前の中村代表のブログでもハンドルスイッチの配線加工の事が書いてありましたが真似した訳ではありません。

たまたまですわ。

 

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